馬場ゆかり|ゴルフスイング動画解説

 

149センチと小柄な馬場ゆかり選手は、とてもコンパクトなスイングをしています。グリップは左手の甲を少しだけ前方に向け絞り込むように握っています。右手は親指でクラブをしっかりと押して固定させているのがわかります。両足の膝を適度に曲げることで重心を低くして、少しだけ軸が左にあるように見えます。

 

大きくお尻を突き出していますので、両手がしっかりと延びており、その延長線上にクラブヘッドがあるようにアドレスを取っています。クラブヘッドを移動させることからテークバックとなりますが、テークバックと同時に左手の甲が全て見えているので返しながら振り上げています。左足の膝をボールの方へ突き出すことで、重心を低く保ちながらトップとなりますが、軸は頭とともに中心から動いていなく、トップの位置が、とても上の位置で止まっています。

 

腰の横の回転も少なめで、上へ伸びているテークバックです。ダウンスイングは、伸ばしていた上半身と右足を落とし、左足の膝を戻すところから始まっています。早い段階で両足のかかとがしっかりと地面についていて、とても安定した下半身のまま振り下ろしています。インパクトまえには、後方を向いていた腰が進行方向へ回転し右足が中央へ折れ込むように入っているのがわかります。

 

そのことにより、左へ体重移動はされており、左足で壁を作りインパクトと流れています。大きなハンドファーストで降りてきたクラブはインパクトのときには左腕とクラブヘッドが一直線になっており、的確にボールを捕らえています。頭を中央に維持しているため左足にかかる力も少なく、右手の手首を返すようにフォロースルーへと向かっています。

 

アドレスからインパクトまでは、両腕があまり身体から離れないところを起動していましたが、フォロースルーは大きく離れていき身体全体で振りぬいていくといったフォロースルーとなっています。また、左足の膝もしっかりと延び切ることで縦のラインが出来ていて、左の壁で体重移動を抑えながらバランスをとりフィニッシュしています。

 

クラブヘッドが一回りして帰ってきてるほど大きなインサイドを通ったフォロースルーです。フィニッシュのときの左足が、アドレスのときと同じような状態で守られており、足腰の筋力があることで、左足のつま先がティーの方向を見ていても、決して崩れることのないフィニッシュです。

 

また、右腕のわきが大きく離れていて、左腕も伸びたままの状態を維持しています。一見、難しそうな体制ですが、クラブを振ることで発生する遠心力の影響を受けないといった馬場ゆかり選手ならではのバランス感覚が見られます。