福嶋晃子|ゴルフスイング動画解説

 

 

優勝回数が26回もある福島晃子選手のスイングは、バネのある力強いショットを打ち出すものとなっています。グリップは、あまり絞り込まずに両手を平均的に添えています。両腕も均等に伸びており、両肩と両腕とで綺麗な逆三角形が出来ています。両足は肩幅よりも少しだけ広く開き、上半身を前傾姿勢にしてアドレスを取っています。

 

この動画はドライバーショットですが、ボールが置いてあるティーの位置が、左足のかかとよりも、かなり中心に近いところにあります。そのことでグリップの位置が中央にあるのが理解できます。頭の位置は、ほぼ中央にあり、両肩も、少しだけ右肩が下がってはいるものの、ほとんど平行しています。軸は中心に置いてあり、左右の重心も、とても安定しているアドレスです。

 

テークバックは、一瞬、身体を起こしながらクラブヘッドを低いところを通しながら移動し開始しています。左足の膝が中央に寄り、上半身を後方へひねることで軸が中央から右側へ移動しています。体重移動も少しなされていますが、上へ伸びている動作が大きいので中心に近いところを維持しています。

 

肩がとても回っており、左腕を少しだけ曲げてトップの位置をキープしています。ですが、クラブヘッドは、さほど落ちていないことからグリップはしっかりと固定されているのがわかります。

 

後方へ回し込んだ腰を進行方向へ戻すことからダウンスイングがはじまっています。同時に肩の回転を加えながら重心を落としています。肩の回転があるため、しなりを付けてクラブが降りてきますが、ダウンスイングの中間で既に身体はボールの正面にあり、落としていた重心を引き上げながらインパクトへ近づいています。

 

インパクトは早い段階で上半身を引き上げていることで中央よりに置いてあったボールを的確に捕らえています。曲がっていた左腕もしっかりと延びており、上半身を引き上げるのと同時にクラブを引くようにスイングをしています。右足も中心に寄り小さな幅ではありますが、しっかりと体重移動がなされています。

 

フォロースルーはアップ気味にクラブを縦のラインを通して振りぬいています。身体を後方へ反らすことでバランスを取りながら状態を高く戻しフィニッシュとなっています。右肩を大きく振っており、右腕を曲げることで力を入れながらクラブを振り抜いています。クラブは、ティーの位置程度で止まっていますので、腕の力をあまり緩めることはなくパワフルな福島晃子選手らしい振り抜き方です。

 

左足で体重を支えていますが、右足でも重心を支えており、バランスが保てられているフィニッシュです。