ポーラ・クリーマー|ゴルフスイング動画解説

 

 

ポーラ・クリーマー選手は、その長身を活かし大きな円を描くのびのびとしたスイングをしています。アドレスは、両足を肩幅よりも少しだけ広く開き、上半身を前かがみにしてボールへ合せています。両足の膝も少しだけ曲がっていますが、さほど重心を落としているようには見えません。軸は中心よりも、少しだけ右にあるように感じます。

 

頭の位置は中央に置いてあり、右肩が大きく下がっていて、前に出ているといったアドレスです。ポーラ・クリーマー選手は、下半身の筋力が強く、とても安定したアドレスだということが、この動画から解ります。グリップは、左腕を真っすぐに伸ばし少しだけ絞り込むように握っています。右手は左手にかぶすように添えて、親指でグリップを抑えています。

 

そして、ボールの進行方向に対して、多少、身体が開いて構えているアドレスです。テークバックは、両腕の力を入れることでスタートさせています。両肩のみの回転をして、左足の膝が多少前方へ出ていますが、ほとんど下半身を変えずにフォロースルーをしています。注目すべきところは、テークバックのクラブのインの起動位置で、上へ振り上げると言うよりも後ろへ振り戻しているといったテークバックです。

 

これにより、トップの位置は地面から低い位置にあり、グリップを固定したクラブが、ポーラ・クリーマー選手の後頭部の後ろを通っています。ダウンスイングは左肩を落とすことからスタートされています。ダウンスイング開始直後に左腕は伸びているものの、クラブのシャフトにしなりが出来ています。

 

ダウンスイングの中間まで重心を落とし、クラブをたたきつけるようにインパクトへ向っていますが、上半身でボールを覆いかぶせるようにボールへ進んでいます。

 

ハンドファーストのままインパクトをしていますが、同時に左足に力が入り、頭を残しながら状態を上げバランスを保っています。フォロースルーは、テークバックに比べ縦のラインの起動へクラブを通しており、振り投げるようにクラブを回しています。左足を軸にして前方へ体重を移動しながらバランスを取りフィニッシュをしていますが、両肩が回り切っていてクラブヘッドが前方へ戻ってきているほど柔軟があるフォロースルーです。

 

そしてクラブが、斜めになっていますので、両手の手首よりも、肩の回転を重視した振り抜きとなっています。左足のつま先が、少しだけ進行方向へ移動していますので、右足の支えも加えてバランスを取っています。インパクトのときの、大きくかぶせるようなスイングから、最後のフィニッシュまでは、不安定な状態になるところもありましたが、最終的には、その状態を戻しています。